1.本サービスの内容
当社が提供するアスベスト分析サービスは、依頼者から提供された検体について、依頼内容に応じた分析を行い、その結果を報告するものです。当社が検体採取または現地調査を行うことを個別に合意した場合を除き、当社の業務範囲には、次の業務は含まれません。
* 建築物、工作物または船舶全体のアスベスト事前調査
* 書面調査および現地での目視調査
* 検体採取箇所、採取数および採取範囲の決定
* アスベスト除去工事、処分方法または施工方法の選定
* 行政機関への届出、報告または法令適合性の判断
* 工事費、除去費、処分費その他の費用算定
2.検体の採取および提供
依頼者自身または依頼者が指定した第三者が検体を採取する場合、検体の採取、梱包、表示および当社への送付は、依頼者の責任において行うものとします。依頼者は、次の事項を確認した上で検体を提出してください。
* 検体採取について、建物所有者、管理者その他必要な関係者の承諾を得ていること
* 関係法令および安全上必要な措置を講じて採取していること
* 分析対象となる建材を適切に代表する箇所から採取していること
* 異なる建材、層または採取箇所の検体が混ざっていないこと
* 採取場所、建材名、採取日その他必要な情報が正確に表示されていること
* 分析に必要な量の検体が適切に密封されていること
検体の取り違え、表示間違い、採取箇所の選定不足、採取量不足、異物の混入、他の検体からの汚染、梱包不良または提供情報の誤りなどにより生じた分析結果について、当社は責任を負いません。
3.分析結果の適用範囲
分析結果は、当社が受領した検体および受領時の状態についてのみ適用されます。分析結果は、検体を採取した建築物、部屋、区画、部位、建材または同一名称の製品全体について、アスベストの含有または不存在を保証するものではありません。外観や製品名が同一であっても、施工時期、製造時期、製造ロット、施工場所、改修履歴、層構成または下地などの違いにより、アスベストの含有状況が異なる場合があります。
4.分析結果の限界
当社は、適用する分析方法に従い、合理的な注意をもって分析を実施します。ただし、「石綿不検出」「検出せず」その他これらに類する分析結果は、採用した分析方法、検体の状態および検出限界の範囲内でアスベストが確認されなかったことを示すものであり、アスベストが一切存在しないことを絶対的に保証するものではありません。検体が複数の層で構成されている場合、検体の一部のみが提出された場合または層ごとの区分が不明確な場合には、分析結果が建材全体の状況を反映しないことがあります。また、検体の劣化、塗膜、接着剤、夾雑物、汚れ、採取量不足その他の事情により、判定不能、分析不能または追加分析が必要となる場合があります。
5.石綿事前調査との関係
本サービスによる分析報告書は、関係法令に基づく建築物等の石綿事前調査全体の完了を証明するものではありません。書面調査、目視調査、分析の要否の判断、調査結果の取りまとめ、行政機関への報告その他法令上必要となる対応については、依頼者、元請事業者、自主施工者または法令上必要な資格を有する調査者の責任において行ってください。分析結果を踏まえた工事方法、除去方法、届出、施工、廃棄物処理その他の判断についても、依頼者の責任において行うものとします。
6.検体の受領拒否および追加分析
当社は、次のいずれかに該当する場合、検体の受領または分析をお断りすることがあります。
* 検体が適切に密封されていない場合
* 検体名または採取場所が確認できない場合
* 検体量が著しく不足している場合
* 液体、土壌、粉じんその他当社の対応範囲外の検体である場合
* 検体の状態により安全な取扱いが困難である場合
* その他、当社が適切な分析を行うことが困難と判断した場合
再採取、追加分析または分析方法の変更が必要となった場合、別途料金が発生することがあります。
7.納期
分析結果の報告予定日は目安であり、確定した納期を保証するものではありません。 検体の状態、再分析、追加確認、配送の遅延、災害、停電、設備故障その他やむを得ない事情により、報告が遅れる場合があります。当社の責めに帰すことができない事情による納期の遅延について、当社は責任を負いません。
8.分析報告書の利用
依頼者は、分析報告書を自己の責任において利用するものとします。分析報告書の内容を改変し、分析結果の意味を変更し、または誤解を招く方法で抜粋、編集もしくは転載することは禁止します。分析報告書を発注者、元請事業者、行政機関その他の第三者に提出する場合は、原則として報告書全体を提出してください。依頼者または第三者による分析報告書の改変、誤用、目的外利用、不完全な引用または分析対象範囲を超えた利用により生じた損害について、当社は責任を負いません。
9.損害賠償責任
当社の責めに帰すべき事由により依頼者に損害が生じた場合、当社が負う損害賠償責任は、当社に故意または重大な過失がある場合および法令上責任を制限できない場合を除き、当該損害の原因となった分析業務について依頼者が当社に支払った分析料金の額を上限とします。当社は、特別損害、間接損害、逸失利益、工事の延期または中止に伴う損害、営業上の損失、第三者からの請求その他の損害について、責任を負いません。
10.検体の保管および処分
分析後の検体は、当社所定の期間保管した後、法令および当社の取扱基準に従って処分します。検体の返却を希望する場合は、申込み時または当社が指定する期限までにお申し出ください。ただし、検体の状態、分析方法、安全管理上の理由その他の事情により、返却できない場合があります。返却に必要な梱包費および送料は、依頼者の負担とします。
11.提供情報および個人情報
依頼者から提供された会社名、氏名、連絡先、現場情報その他の情報は、分析業務の実施、報告書の作成、料金の請求、問い合わせ対応および関連サービスの案内のために利用します。個人情報の取扱いについては、当社が別途定めるプライバシーポリシーによるものとします。
12.本事項の変更
当社は、法令の改正、サービス内容の変更その他必要な事情がある場合、本事項を変更することがあります。変更後の内容は、当社ウェブサイトへの掲載その他適切な方法により公表します。
13.準拠法および管轄裁判所
本サービスおよび本事項には日本法を適用します。本サービスに関して当社と依頼者との間に紛争が生じた場合、当社の本店所在地を管轄する地方裁判所または簡易裁判所を、第一審の専属的合意管轄裁判所とします。
制定日:2026年07月20日
分析事業者:一般社団法人アスベスト分析協力会
所在地:〒225-0024 神奈川県横浜市青葉区市が尾町1168-1-401
お問い合わせ先: